走馬灯 ?
2000年9月15日二度目の事件は 今年の2月にあった
その日は、奥山にグループでハンティングに出かけていた
一番奥の持ち場に着いたのだが、獲物はこなかった
次の場所に移動するときである
沢の始まりの部分 岩から水が染み出ている所を横切ろうとした
紀州犬(1歳メス 名前はシロ)を牽いていた
その場所は、崩壊していて、凍った上に雪が積もっていた
あと3m程で向こう岸だったのだが
シロは腰が引けていた やっぱり犬も怖いんだな
引いても動かない
もう一度 力を入れて引いた
シロは今度はスルリと動いたから 力が余ってしまい
あっ!
と思った時には 滑り落ち始めていた
初めはゆっくりと・・・だんだんにスピードが出てきて
途中からは転がり落ちてた
岩と雪の上を人形が落ちていく・・・キリモミ状態・・・
気がついたら およそ20mは落ちていた
持っていた荷物は、途中ですべて振り撒いた
シロも一緒に引きずり落としてしまったから心配したのだが
四足の獣は「巻き添えにしないでくれ」とでも言いたげに
私の顔をのぞき見て 行ってしまった
シロは平気だった 四足はたいしたもんである
しばらく動けなかったが
雪の上に落ちたのが幸いだったのだろう
打ち身だけですんだ
見上げると生きてるのが不思議なほどだった
この時が 人生が走馬灯のように見えた二度目である
山を降りる時は気が張っていたのだろう
家に辿り着いたら 三日間寝込んだ
その日は、奥山にグループでハンティングに出かけていた
一番奥の持ち場に着いたのだが、獲物はこなかった
次の場所に移動するときである
沢の始まりの部分 岩から水が染み出ている所を横切ろうとした
紀州犬(1歳メス 名前はシロ)を牽いていた
その場所は、崩壊していて、凍った上に雪が積もっていた
あと3m程で向こう岸だったのだが
シロは腰が引けていた やっぱり犬も怖いんだな
引いても動かない
もう一度 力を入れて引いた
シロは今度はスルリと動いたから 力が余ってしまい
あっ!
と思った時には 滑り落ち始めていた
初めはゆっくりと・・・だんだんにスピードが出てきて
途中からは転がり落ちてた
岩と雪の上を人形が落ちていく・・・キリモミ状態・・・
気がついたら およそ20mは落ちていた
持っていた荷物は、途中ですべて振り撒いた
シロも一緒に引きずり落としてしまったから心配したのだが
四足の獣は「巻き添えにしないでくれ」とでも言いたげに
私の顔をのぞき見て 行ってしまった
シロは平気だった 四足はたいしたもんである
しばらく動けなかったが
雪の上に落ちたのが幸いだったのだろう
打ち身だけですんだ
見上げると生きてるのが不思議なほどだった
この時が 人生が走馬灯のように見えた二度目である
山を降りる時は気が張っていたのだろう
家に辿り着いたら 三日間寝込んだ
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